令和2年度
☆令和2年度修了式
本日、令和2年度修了式を行いました。
今年度はコロナ禍に見舞われましたが、全校児童が協力し合い109名全員が大きな事故もなく元気に1年を過ごすことができました。子どもたち一人一人の1年間の様子を見ると、成長の跡を感じることができる実り多い年であったと思います。クラスの活動にもみんなが力を合わせ、集団としてずいぶん成長できました。
日々の生活では、けんかすることがあっても、最後には「ありがとう」「ごめんなさい」の言葉で仲良く過ごせました。
子どもたちがそれぞれ友だちやお家の人、そして先生を信じて素直に頑張ったからだと思います。
また地域の方々、見守り隊の方々はいつも子ども達の登下校を見守ってくださり、心より感謝申し上げます。
春休み、そして来年度も子どもたちを温かく見守り支えてくださいますようよろしくお願いします。
1年間、誠にありがとうございました。
☆第7回卒業証書授与式
式 辞
やわらかな日ざしや吹く風の中にも春の訪れが感じられるようになりました。
本日、宍粟市教育委員会教育部長 大谷奈雅子様、そして、保護者の皆さまをお迎えして、山崎西小学校第7回卒業証書授与式をこのように挙行できますことに心より感謝を申し上げます。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
ただいま、25名の卒業生一人一人に卒業証書をお渡ししました。壇上で証書を受け取る凜々しい姿を会場の皆さんにご覧いただきました。その卒業証書には、皆さんが、この6年間の学校生活の中で学んだことや、培ったことのすべてのことが込められています。ぜひ、いつまでも大切にしてください。
皆さんと共に過ごす中で、私がいつも感心していたことは、皆さんが強い絆で結ばれた仲の良い学年であること、相手の立場を思いやり、よりよい道をみんなで歩むことのできる素敵な仲間であるということです。
特に今年度は、新型コロナ感染症のため我慢の一年でした。沢山の行事や活動が中止や縮小となりました。しかし、その分皆さんは強くなったと感じています。修学旅行が縮小となりそれを教室で告げたときの皆さんの顔は今でも忘れられません。でも、自分たちで計画した日帰りでの修学旅行。豪華な昼ご飯を目にしたときの歓声、あじ釣り体験の時の盛り上がり、あのキラキラした顔に救われました。そして、その姿に皆さんの強さを感じました。
「背中 ~(考えて動く)考動する二十五人~ 」を学年目標に、運動会などの大きな行事をはじめ、登校班や縦割り班、委員会活動などで、リーダーとして、また裏方となって本当によく頑張りました。とても立派だったと思っています。どの場面においても最上級生としてのやさしい心配りが見られ、みんなに安心感を与えてくれました。そして、しんどいことも励まし合い、笑顔で乗り越えていこうとする前向きな姿がありました。皆さんが残してくれた足跡は、後に続く下級生に、最高のお手本として必ず受け継がれていくことでしょう。本当にありがとう。
大きな節目を迎え、いよいよ中学校へと活躍の場を広げていく皆さんに、心にとどめておいてほしい二つの話をします。
一つ目は「感謝の気持ちを忘れない」ということです。
皆さんはこの6年間で心も体も大きく成長しました。沢山の知識や技術を身につけ、心も豊かになりました。このように成長できたのは、ご家族や地域の方々、友達や先生など、多くの人の支えや励ましがあったからです。常に自分が周りの人々との関わりの中で生かされていること、言い換えれば、決して一人でないことを心に刻み、そのことに感謝することを忘れず、自信と誇りをもって歩んでください。
二つ目は「為せば成る」です。
有名な格言「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成さぬは人の為さぬなるけり」の、冒頭の言葉です。皆さんには「無限大の可能性」があります。夢を持ち続けてください。そして、その夢の実現のために、努力することを怠らないでください。有名な話に大リーグで活躍したイチロー選手の話があります。イチロー選手は、どんなときでも、素振りやスローイング、ストレッチなどの基礎を徹底的に繰り返す練習を最後までやめることはなかったといいます。イチロー選手はひたすら小さいことを丁寧に積み重ねることで、大きな成果に繋げたのです。皆さんも新しい生活の中でたゆまぬ努力を積み重ね、自分自身を大きく成長させてください。
保護者の皆さま、本日は誠におめでとうございます。お子さまがこのように立派に成長され、今日の日を迎えられましたことを、心からお喜び申し上げます。青年期を迎え、自立へと向かっていく子ども達の成長を、これまでと同様深い愛情と温かいまなざしで支えていただきますようお願い申し上げます。
結びに、本校の教職員はこれからも、卒業生一人一人の豊かな人生の実現に向けて、保護者の皆さまと力を合わせ支援していくことをお約束して、式辞とさせていただきます。
令和3年3月24日
宍粟市立山崎西小学校長 城内泰郎
☆図書ボランティアのみなさん
今回は、図書整備ボランティアの皆さんに卒業バージョンの飾り付けをしていただきました。
卒業する6年生へのメッセージを貼ってくださいました。
「ジャックと贈る言葉」というテーマで、6年生へのメッセージが飾られています。
図書整備ボランティアの皆さん、今年度も見てワクワクするたくさんの飾り付けをありがとうございました。
来年度もよろしくお願いします。
☆山崎高校小学校授業実習
2月17日(水)、山崎高校教育類型のみなさんによる小学校授業実習がありました。4名の生徒さんが来校され、5年生児童を対象に英語の授業をしてくださいました。人気キャラクターを取り入れた映像で児童の興味を引きつけたり、こまめに机を回って個別指導をしたりと、創意工夫のある意欲的な授業実習でした。おかげで、5年生児童も楽しく集中して取り組むことができました。ありがとうございました。これからもがんばってください。
☆eみらっそ環境教育
2月8日(月)2,3年生を対象にeみらっそ環境教育がありました。
学期ごとに1回ずつ開催されており、今回が今年度3回目となりました。
2年生は冬場に見られる植物の葉の様子について学習しました。
体を使ったり、学校の周りの植物の葉を集めたりして学習を深めました。
子どもたちは、タンポポの根の実物大のイラストと背を比べて驚いていました。
3年生は、光合成の仕組みを教えていただき、植物の育ちを調べました。
学校の周りで、生まれたての葉っぱや成長した葉っぱ、枯れた葉っぱ、虫に食べられた葉っぱなどを見つけて、自分のお気に入りの葉っぱを発表しました。
形に注目したり、色に注目したり、様々な角度から観察していました。
教えていただいた「自然を大切にしよう」という言葉を忘れず、日々の生活でも自然に目を向けて過ごしたいです。
☆歯科健康教室
1月27日に1・4・6年、1月28日に2・3・5年が歯科健康教室を行いました。
宍粟市保健福祉課の歯科衛生士さんをお招きし、歯のつくりや役割、歯みがきやうがいの仕方、歯ブラシの選び方など教えていただきました。
起床後は口の中がばい菌でいっぱいなので、朝食を食べる前にしっかりうがいをすることや、後ろから歯ブラシを見て毛先が広がっていたら歯ブラシは交換時期ということなどを教えていただきました。ぜひ、ご家庭でもチェックしてみてください。
6年生児童の感想を紹介します。
『むし歯だけでなく、歯周病など口の中での病気を分かりやすく教えてくださいました。私も気をつけようという気持ちになりました。おやつをひかえていきたいです。歯ブラシの選び方もよく分かりました。ありがとうございました。』
『今日勉強したことは、歯周病は痛みを感じにくいということです。歯肉から出血、膿が出ても痛くなくて、食べ物を食べづらいと思った時には手遅れになるかもしれないと知ってびっくりしました。だけど正しい歯みがきをすることによって治る可能性があるそうです。やっぱり歯みがきは大切だなと思いました。歯は一生使うので大事にしたいです。』
☆地震避難訓練
阪神淡路大震災が起きた日に合わせて、山崎西小学校でも地震に対する避難訓練を行いました。
今回の避難訓練は休み時間に行い、児童が自分のいる場所に合わせて適切な避難行動をとれるようにするための訓練でした。事前学習を生かして、自分の身を守りながら避難することができました。
☆4年生eみらっそ
1月15日5校時、eみらっその先生方をお招きして、4年生が震災についての学習を行いました。
始めに、2009年の佐用・宍粟大豪雨の様子をお話しくださいました。子ども達は、自分の身近な場所で災害があったことを知り、真剣に聞いていました。
続いて、2011年の東日本大震災での被災地の様子を、写真を用いながらお話しくださいました。
実際にボランティアに行かれた時の写真を通して、震災当時の様子を伝えてくださいました。
震災当時、被災に遭った子ども達に全く笑顔はなく、様々な工夫をして子ども達の笑顔を取り戻そうとされたそうです。
また、ボランティアに訪れた先のお母さんからもらった手紙を聞かせていただきました。
ビルの3階もの高さがある歩道橋の上へはしごで渡った体験、寒さや余震の恐怖を感じた体験などについて聞かせていただきました。
一方で、子ども達や先生がみんな避難できた小学校もありました。
それは、以下のことに取り組まれていたからだそうです。
・一生懸命避難訓練をする
・人の話をよく聞く
大事なことを聞き漏らすと、素早く行動できなかったりパニックになったりして、生死を分けることがあります。
子ども達は、一生懸命訓練に取り組むことの大切さ、人の話をよく聞くことの大切さを学んだようです。
今回は、震災の恐ろしさを知り、日頃から気をつけなければならないことを学びました。
最後に印象的だったのは、常に地震に備えることの大切さ、感謝の気持ちや助け合いの心を持つことの大切さを知ったことです。人は一人では生きていけない、当たり前と思っていることが当たり前ではないことも知りました。被災者の方は、今も震災当時の恐怖を抱えて生きておられます。自分たちにできることからしようとしたり、応援したりしようとする気持ちを子ども達に持ってもらいたいと思います。
そして、今回の学習を教訓に、持って生まれたたった一つの命を守ろうとする意識を高めてほしいと思います。
eみらっその先生方に来ていただくのは、今年度これが最後です。今年度もたくさんのことを教えていただきました。ありがとうございました。
☆3年生環境体験学習
11月13日金曜日に、佐用町にあるひょうご環境体験館へ環境体験学習に行きました。
3年生になって初めての校外学習にみんなドキドキワクワク。
はじめに、シアターで「触れる地球」を見ながら地球温暖化について学習しました。
自分たちの生活の中で、地球温暖化につながっていることがたくさんあることを知りました。
次に、屋外に出て、里山散策をしました。2年生の時からeみらっそでお世話になっている講師の先生に自然や植物についてたくさん教えていただきました。
昼食の後は、
エコバッグの草木染め体験をしました。
模様をつけたいところを輪ゴムでくくり・・・
液につけて・・・
熱湯に浸してから、よく絞って、輪ゴムを取ります。
素敵なエコバックのできあがり!!
みんなで自然について考えたり自然に触れたりして、充実した楽しい一日になりました。
☆2・3年生 eみらっそ環境教育
2名の講師の方に来校頂き、eみらっそ環境教育を実施しました。
お天気は雨でしたが、傘をさしながら校舎周りの自然を散策しました。
2年生は、たくさんの種類の葉を探しました。そこから、植物の多様性について教えて頂きました。
いつも目にする学校回りの植物も、改めて見てみるとたくさんの種類があることに気がつきました。
最後は自分が見つけたお気に入りの葉っぱについて、発表することができました。
3年生は、植物の種探しをしました。植物が自然の力で仲間を増やすことを教えて頂きました。生えている場所から動くことができない植物の知恵について学ぶことができました。
ワークシートの上で、風で飛んでいったり動物に運んでもらったりする種を分類することで、植物が仲間を増やす工夫について改めて理解できました。
授業の最後には、お気に入りの種について自分の考えを発表しました。
理科で学習した内容を思いだして発表するところを褒めていただきました。
次回で最後の環境教育となります。楽しみですね。