☆4年生eみらっそ
1月15日5校時、eみらっその先生方をお招きして、4年生が震災についての学習を行いました。
始めに、2009年の佐用・宍粟大豪雨の様子をお話しくださいました。子ども達は、自分の身近な場所で災害があったことを知り、真剣に聞いていました。
続いて、2011年の東日本大震災での被災地の様子を、写真を用いながらお話しくださいました。
実際にボランティアに行かれた時の写真を通して、震災当時の様子を伝えてくださいました。
震災当時、被災に遭った子ども達に全く笑顔はなく、様々な工夫をして子ども達の笑顔を取り戻そうとされたそうです。
また、ボランティアに訪れた先のお母さんからもらった手紙を聞かせていただきました。
ビルの3階もの高さがある歩道橋の上へはしごで渡った体験、寒さや余震の恐怖を感じた体験などについて聞かせていただきました。
一方で、子ども達や先生がみんな避難できた小学校もありました。
それは、以下のことに取り組まれていたからだそうです。
・一生懸命避難訓練をする
・人の話をよく聞く
大事なことを聞き漏らすと、素早く行動できなかったりパニックになったりして、生死を分けることがあります。
子ども達は、一生懸命訓練に取り組むことの大切さ、人の話をよく聞くことの大切さを学んだようです。
今回は、震災の恐ろしさを知り、日頃から気をつけなければならないことを学びました。
最後に印象的だったのは、常に地震に備えることの大切さ、感謝の気持ちや助け合いの心を持つことの大切さを知ったことです。人は一人では生きていけない、当たり前と思っていることが当たり前ではないことも知りました。被災者の方は、今も震災当時の恐怖を抱えて生きておられます。自分たちにできることからしようとしたり、応援したりしようとする気持ちを子ども達に持ってもらいたいと思います。
そして、今回の学習を教訓に、持って生まれたたった一つの命を守ろうとする意識を高めてほしいと思います。
eみらっその先生方に来ていただくのは、今年度これが最後です。今年度もたくさんのことを教えていただきました。ありがとうございました。