2021年1月の記事一覧
☆歯科健康教室
1月27日に1・4・6年、1月28日に2・3・5年が歯科健康教室を行いました。
宍粟市保健福祉課の歯科衛生士さんをお招きし、歯のつくりや役割、歯みがきやうがいの仕方、歯ブラシの選び方など教えていただきました。
起床後は口の中がばい菌でいっぱいなので、朝食を食べる前にしっかりうがいをすることや、後ろから歯ブラシを見て毛先が広がっていたら歯ブラシは交換時期ということなどを教えていただきました。ぜひ、ご家庭でもチェックしてみてください。
6年生児童の感想を紹介します。
『むし歯だけでなく、歯周病など口の中での病気を分かりやすく教えてくださいました。私も気をつけようという気持ちになりました。おやつをひかえていきたいです。歯ブラシの選び方もよく分かりました。ありがとうございました。』
『今日勉強したことは、歯周病は痛みを感じにくいということです。歯肉から出血、膿が出ても痛くなくて、食べ物を食べづらいと思った時には手遅れになるかもしれないと知ってびっくりしました。だけど正しい歯みがきをすることによって治る可能性があるそうです。やっぱり歯みがきは大切だなと思いました。歯は一生使うので大事にしたいです。』
☆地震避難訓練
阪神淡路大震災が起きた日に合わせて、山崎西小学校でも地震に対する避難訓練を行いました。
今回の避難訓練は休み時間に行い、児童が自分のいる場所に合わせて適切な避難行動をとれるようにするための訓練でした。事前学習を生かして、自分の身を守りながら避難することができました。
☆4年生eみらっそ
1月15日5校時、eみらっその先生方をお招きして、4年生が震災についての学習を行いました。
始めに、2009年の佐用・宍粟大豪雨の様子をお話しくださいました。子ども達は、自分の身近な場所で災害があったことを知り、真剣に聞いていました。
続いて、2011年の東日本大震災での被災地の様子を、写真を用いながらお話しくださいました。
実際にボランティアに行かれた時の写真を通して、震災当時の様子を伝えてくださいました。
震災当時、被災に遭った子ども達に全く笑顔はなく、様々な工夫をして子ども達の笑顔を取り戻そうとされたそうです。
また、ボランティアに訪れた先のお母さんからもらった手紙を聞かせていただきました。
ビルの3階もの高さがある歩道橋の上へはしごで渡った体験、寒さや余震の恐怖を感じた体験などについて聞かせていただきました。
一方で、子ども達や先生がみんな避難できた小学校もありました。
それは、以下のことに取り組まれていたからだそうです。
・一生懸命避難訓練をする
・人の話をよく聞く
大事なことを聞き漏らすと、素早く行動できなかったりパニックになったりして、生死を分けることがあります。
子ども達は、一生懸命訓練に取り組むことの大切さ、人の話をよく聞くことの大切さを学んだようです。
今回は、震災の恐ろしさを知り、日頃から気をつけなければならないことを学びました。
最後に印象的だったのは、常に地震に備えることの大切さ、感謝の気持ちや助け合いの心を持つことの大切さを知ったことです。人は一人では生きていけない、当たり前と思っていることが当たり前ではないことも知りました。被災者の方は、今も震災当時の恐怖を抱えて生きておられます。自分たちにできることからしようとしたり、応援したりしようとする気持ちを子ども達に持ってもらいたいと思います。
そして、今回の学習を教訓に、持って生まれたたった一つの命を守ろうとする意識を高めてほしいと思います。
eみらっその先生方に来ていただくのは、今年度これが最後です。今年度もたくさんのことを教えていただきました。ありがとうございました。