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★第6回 卒業証書授与式

今日、山崎西小学校から19名の児童が卒業を迎えました。

19名一人一人の表情はとても立派で、そして凜々しい表情でした。

 

 

一行動一責任 
思いやりあふれる最高学年

を学年目標に4月がスタートしました。

日々の活動や行事の中で、19名の思いやりあふれる姿がたくさんみられました。
この19名の「思いやり」は、きっと在校生にも伝わっているはずです。
思いやりのバトンはつながっていきます。

 

小学校でのたくさんの思い出を胸に、それぞれ中学校という新しい場所でたくさん活躍することを楽しみにしています。


19名の思いやりあふれるみんな、卒業おめでとう!

 

式  辞
やわらかな日ざしや吹く風の中にも春の訪れが感じられるようになりました。
 本日、ご来賓の皆さま、保護者の皆さまのご臨席のもと、
山崎西小学校第六回卒業証書授与式をこのように挙行できますことに、
心より感謝を申し上げます。
 卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
 卒業証書を受け取った皆さん一人一人の顔には今日までの六年間、
一生懸命がんばってきたことへの自信と新しい出発への決意がみなぎっていてとてもうれしく、また頼もしく思いました。
 山崎西小学校の第一回入学生である皆さんは、
六年間の営みを通して本校の礎をしっかりと築いてくれました。
皆さんと共に過ごす中で、私がいつも感心していたことは、
皆さんが強い絆で結ばれた仲の良い学年であること、
相手の立場を思いやり、よりよい道をみんなで歩むことのできる素敵な仲間であるということです。
 特に今年は、「一行動一責任~思いやりあふれる最高学年」を学級目標に、
運動会や学習発表会などの大きな行事をはじめ、登校班や縦割り班、
委員会活動などで、リーダーとして、また裏方となって本当によく頑張りました。
とても立派だったと思っています。
どの場面においても最上級生としてのやさしい心配りが見られ、
みんなに安心感を与えてくれました。そして、しんどいことも励まし合い、
笑顔で乗り越えていこうとする前向きな姿がありました。
皆さんが残してくれた足跡は、後に続く下級生に、
最高のお手本として必ず受け継がれていくことでしょう。
本当にありがとう。
 大きな節目を迎え、いよいよ中学校へと活躍の場を広げていく皆さんに、
二つのことをお願いしたいと思います。
 一つ目は「思いやりの心」です。
これからの変化の激しい社会にあっても、人は人との関わりの中で生き、
成長していくことに変わりはありません。
その時に必要なことは、相手に寄り添うことのできる思いやりの心だと思います。
自分自身を大切にするとともに、
これまでの生活の中で育んできた周りの人を思いやるやさしさを持ち続けてほしいと願っています。
 二つ目は「自分を高める心」です。
皆さんはこれまでにいろいろなことに挑戦し、
数多くの壁を乗り越えてきました。
これからの人生においても
「昨日の自分を超える今日の自分、今日の自分を超える明日の自分になろう」
という「自分を高める心」を持ち続け、
それぞれの夢の実現に向かって一歩ずつ前進してください。
皆さんの活躍を、先生方や在校生とともにいつまでも応援しています。
 保護者の皆さま、本日は誠におめでとうございます。
お子さまがこのように立派に成長され、今日の日を迎えられましたことを、
心からお喜び申し上げます。
青年期を迎え、自立へと向かっていく子ども達の成長を、
これまでと同様深い愛情と温かいまなざしで支えていただきますようお願い申し上げます。
 後になりましたが、ご来賓の皆さまには、公私ともご多用の中、
ご臨席を賜り誠にありがとうございます。
今後とも地域の宝である子どもたちに変わらぬお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
「かしこく やさしく たくましく」
「巣立ちゆく十九名の前途に幸多かれ」と願いつつ、式辞といたします。

令和二年三月二十四日
  宍粟市立山崎西小学校長  川上良之